主に市町村の職員がご家庭を訪問し、「家族構成や住まいの環境、寝たきり度、今受けているサービス」をはじめ、「手足のマヒはあるか、寝返りができるか、衣服の着脱はどのくらいできるか」など、調査票をもとに82項目の質問が実施されます。
認知症高齢者の症状はその時々により異なります。
日頃の様子をメモしておき訪問調査時に利用しますと、より正確な調査ができます。
介護認定審査委員会は、介護認定の審査判定を行う機関です。(注意:認定するのは市町村です)
介護認定審査委員会は、合議体で、保健・医療・福祉の専門家で構成され、委員の定数は、被保険者の人数を勘案して、5人を標準に政令で定める基準に従い、市町村の条例で定めています。
介護認定委員会の委員の任期は、2年で、委員には、守秘義務が課せられています。
平成27年4月から要介護度区分が変わりました。
下の表はそれぞれの介護度における平均的な身体状態を紹介しております。同じ介護度を認定されていても下の例と一致しない場合もあります。
要介護度 | 状態の目安 | 限度額 | 利用できるサービス |
---|---|---|---|
要支援1 | 日常生活の一部に介助を必要とする。 排泄や食事は自分一人でできる。 |
50,030円 | 介護予防サービス 対象者です。 |
要支援2 | 104,730円 | ||
要介護1 | 立ち上がり・歩行に不安定さが見られ、 身の回りの世話に何らかの介助を必要とする。 |
166,920円 | ・居宅サービス ・地域密着型サービス ・施設サービス を利用できます。 |
要介護2 | 立ち上がりや歩行が自力ではできない場合があり、 排泄・食事・入浴などに介助を必要とする。 |
196,160円 | |
要介護3 | 立ち上がりや歩行が自力ではできず、 排泄・入浴・衣服の着脱などに全介助が必要。 |
269,310円 | |
要介護4 | 排泄・入浴・衣服の着脱など日常生活の 殆どに介助を必要とする。 問題行動や理解の低下が見られる。 |
308,060円 | |
要介護5 | 排泄・入浴・衣服の着脱・食事等生活全般に 介助を必要とする。 問題行動や理解の低下が見られる。 |
360,650円 |
介護保険申請から認定・サービスを受けるまでの流れを、フローチャートでご説明します。
介護サービスの申請・利用などにおいて、よく使う専門用語をご説明します。
弊社介護施設に配置している専門員について、その役割をご説明します。